03 Feb新しい時代にできた宗派の一つである念仏宗

新しい時代にできた宗派の一つである念仏宗

世間ではよく「新興宗教」という言葉が使われますが、これは伝統的な宗教や宗派に対して、比較的新しい時代に成立した教団・宗派の事を指します。
そういう意味で念仏宗も新興宗教の一つだと言えます。
念仏宗は元々、1979年に「無量壽會」として発足しているのでそうなるわけですが、同じ新興宗教の中にはもっと新しいものもあれば、さらに前の時代に成立したものも含まれ、戦後すぐや中には江戸時代に端を発する宗派も存在します。
つまり、新興宗教と一口に言っても厳密な定義があるわけではなく「歴史的に見て割と新しくできた」というだけに過ぎません。
また、研究者によっては1970年代を一つの区切りとして見る場合もあり、この基準で考えても念仏宗は一つの新興宗教と言えるでしょう。
しかし、いずれにしてもいわゆる「新興」かどうかはその成立年代以外に基準はありません。
さらに、最近では「新興宗教」に替えて「新宗教」という呼び名も使われるようになってきています。

念仏宗の源流の原始仏教もかつての新宗教

この新興宗教または新宗教の系統もまた様々で、念仏宗などの仏教系もあれば神道系もあり、キリスト教系もあります。
日本ではこの三者が主なものと思われがちですが、それ以外にもヒンドゥー教やイスラム教系の宗派もあれば、伝統的な宗教のいずれにも属さない形の新宗教も存在しています。
また、こういった団体の成立としても、旧来の流れから独立するような形で成立したものや、伝統的な宗教とはあまり関係なく成立したものもあります。
とはいえ、現在言うところの「伝統的な宗教」も元はと言えば新興宗教で、それ以前にあった様々な宗派や宗教の中から成立し、教団化していったものです。
自分で念仏宗について調べたい
例えば念仏宗の源流である原始仏教としても、それ以前にインドにあった多くの宗教や宗派の中から成立し、教団化していったもので、インドの王族であった釈迦も複数の宗教を経験したと言われています。
ですから、伝統的な宗教と言っても時代を変えて見ればそれも一つの新しい宗教だったわけです。

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